作業療法の紹介
精神科作業療法とは
日々の生活を送る中で生活のしづらさや不安に思うことなどに対し、その人の持っている得意な部分を通じ、人との関わりや日常生活・余暇に関する活動などを手段とし、その人にとってより良い生活が送れるようにするためのリハビリテーションです。
当院における作業療法
1日のリズムを整えて日常生活をスムーズに営めるよう、それぞれの方が抱える問題に合わせたプログラムをご用意しています。また、趣味を深めたり、周りの人との自然な関わりを持てるように音楽やスポーツ、交流会などを実施しています。退院後の生活がより豊かになるように、「こころ」と「からだ」のリハビリテーションを行っています。
一部のプログラム紹介
【陶芸】
伝統的工芸品に指定されている徳島県で有名な大谷焼窯元の講師を招き、週2回実施しております。初心者の方でも講師が丁寧に作り方をレクチャーし、皿、茶碗、湯飲みなどの作品を作っております。
『目で見る精神保健展』『ゆうき窯作品展』『瀬戸地区人権文化祭』などで出品や展示もしております!
【あとりえ】
事前に準備している内容の中から参加する方が選択し取り組むプログラムを病棟の中で実施しております。
内容としては「塗り絵」「硬筆」「計算」「間違い探し」「漢字クイズ」「雑誌や漫画などの書籍の読書」「簡単な手芸」「音楽鑑賞」などを準備しております。他に希望する内容があれば、可能な範囲で準備いたします。
【個人作業療法】
決まったプログラムとは別に、一人ひとりに合わせたプログラムも実施しております。
「身体のリハビリ」「調理の練習」「バス利用の練習」「住居周辺の散策」「買い物支援」など
また、必要に応じて作業療法士以外のスタッフも一緒に参加しますので、いつでもお声かけください。
【その他のプログラム】
WRAP(元気回復行動プラン)、ピア活動、手芸、園芸、パワーリハ、茶道、書道、散歩、ゲーム活動、カラオケ、体操など様々なプログラムを実施しております。
プログラムに参加することで、自信がついたり、体力をつけたり、新しいことを学んだり、趣味を見つけたりなど、様々な効果が期待できます。
【年間行事】
運動会、納涼祭、クリスマス会など病院全体のイベントを実施し、四季を感じてもらいながら楽しめる活動を行っております
作業療法士からの一言
私たちは、実施している様々なプログラムを使って一人ひとりの問題解決に向けてサポートいたします。私たちと一緒に楽しい時間を過ごしてみませんか?