ビジョン 「患者さんのために」「職員のために」「法人のために」
「社会のために」貢献する看護部にする
看護の理念 「心を病む人々の視点に立ち、専門性の高い看護を実践します」
行動指針
「患者様中心の看護を実践します」
「自己研鑚に励み、安心、安全な看護を実践します」
「医療・福祉に貢献できることに誇りをもち、地域との連携を
図ります」
「看護の質の向上をはかり、満足と信頼が得られるように努め
ます」
平成30年度看護目標
「介護職・看護職として、個々におかれた立場や役割を深く理解し、選ばれる
病院となるために、安心できる療養環境と質の高い看護を提供する」
<行動目標>
・接遇の改善
・幅広い専門的知識・技術・態度を深める人材の育成に取り組む
・多職種協働思考を高め、チーム医療の充実に取り組む
・職業人として円滑な人間関係を保つよう、セルフコントロールを養う。
1病棟
「介護職・看護職として、知識・技術の向上をめざし、患者様の立場に立った質の高い介護・看護サービスを提供します。」
2病棟、
「知識・技術・連携を高め安全と安心な療養環境を提供します」
3病棟
「介護・看護の専門職として、知識に基づき行動し、患者様の社会復帰に向けて質の高い看護の提供を図る」
4病棟
「障害の大きさに関係なく患者様が社会生活に希望を持ち、その方らしい生活が送れるようお手伝いします」
病棟単位 | 病床数 | 特性と病棟紹介 |
4病棟 | 60床 | 慢性・ストレス・うつ(開放) |
4病棟は、気分が落ち込んだり、ストレスで入院された方に対して、スタッフはきめ細やかな観察を行い、患者さんの話したいことにじっくり耳を傾けています。また、静かに 療養できる環境作りを心がけています。普段の生活で、できないことをお手伝いしながら、SST作業療法やレクレーションを行っています。生活のしづらさが少しでも小さくなり、患者さんが早く退院できるように援助しています。 |
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3病棟 | 60床 | 慢性(開放) |
急性期の精神症状や重篤な精神症状は消失され、回復期から慢性期に経過された長期入院患者さんが療養されています。日常生活援助においては、SST (社会生活技能訓練) や作業療法、レクリエーションなどを実施し、日常生活の改善を図っています。また、身体的・心理的活動性の回復、自立性の向上とQOL (クオリティ・オブ・ライフ)の高い生活への復帰を目指したパワーリハビリテーションにも取り組んでいます。 近年(平成23年10月)では、居宅退院支援事業 (ステップ) により、社会資源の活用に取り組みながら、患者さんの社会復帰にも力を入れています。 | ||
2病棟 | 60床 | 亜急性・慢性(閉鎖) |
2病棟では主に開放病棟の生活が困難な方を中心に受け入れを行っています。 差額ベッドを7室完備し個々のサービスにも対応しています。 病棟では、水中毒患者さんに対し、申告飲水プログラムの導入や隔離拘束の最小化への取り組みに努めています。さらに、認知症患者さん一人ひとりに応じたセルフケア能力を高める援助を行っています。安全で安らぎのある療養環境の提供に努め、できるだけ早期に社会生活ができるようチーム医療を実践しています。 | ||
1病棟 | 60床 | 高齢者・合併症(開放) |
1病棟は高齢者などの身体合併症やADL (日常生活動作)の低下がみられる患者さんを受け入れている開放病棟です。病棟内には心電図モニターや輸液ポンプなどの医療機器を完備し、集中的に看護を行うことができる観察室があります。 日々の業務では、食事・排泄・入浴など日常生活においてのあらゆる援助を行い、患者さんが安心して療養できる環境づくりに力をいれています。また、筋力低下予防のための運動やパワーリハビリテーションも取り入れています。 スタッフは連帯感が強く、チームワークのよい病棟で、個別性に応じた看護を目指しています。 |
基準看護 | 精神科療養病棟入院料1 | |
看護方式 | 受け持ち制・一部機能別制 | |
2交替勤務 | 日勤 | 8:30~17:15 |
早出 | 8:00~16:45 | |
遅出 | 10:00~18:45 | |
夜勤 | 17:00~9:00 | |
記録方式 | フォーカスチャーティング | |
教育 | プリセプタ―制度 フォローアップ研修 |
平成24年度 |
看護師 |
「身体合併症の多い精神科高齢者病棟における身体拘束に対する意識調査」 |
「向精神薬服用者の便秘に対する腹部マッサージとリラクゼーションテクニックの実践事例」 |
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「認知行動療法を用いた統合失調症肥満患者の活動力向上への取り組み」 |
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「患者の想いに寄り添った自立支援への取り組み」-看護師の役割とチーム医療- |
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看護補助者 |
「排泄自立へのアプローチ」-オムツからトイレ排泄への援助- |
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「高齢者統合失調患者の安全な食事姿勢に基づいた食事援助の事例」 |
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「療養病棟におけるレクリエーション活動に関心を持ってもらうには」 |
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平成25年度 |
看護師 |
「便秘をきたした患者に対し腹部徒手マッサージによる便秘改善を試みて」 |
「暴力行為で隔離を要する患者に対する個人回想法」(全国大会発表) |
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「単科精神科病院におけるポスターを用いた交差感染リスク啓発活動の効果」(全国大会発表) |
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「長期入院患者への居宅生活支援事業を利用した退院支援」 |
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看護補助者 |
「意識低下の見られる患者にうがいの習慣を試みて」 |
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平成26年度 |
看護師 |
「発語不明瞭な患者に個人回想法を試みて」~「話す」という意欲をとりもどすために |
「精神科療養病棟での隔離・身体拘束の実態と現状」~今後の行動制限最小化に向けての課題 |
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「災害に対する意識向上をめざしたカンファレンス」~病棟カンファレンスがもたらす効果と課題 |
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「音楽療法的アプローチによる精神障がい者の食事摂取時間の延長や嚥下障害の改善にむけて」 |
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看護補助者 |
5S報告「脱衣室の整理整頓」 |
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5S報告「間食置場周辺の整理整頓」 |
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5S報告「患者様用冷蔵庫の整理整頓」 |
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平成27年度 |
看護師 |
「看護職の腰痛予防に腰痛体操や勉強会を実施した効果」(全国大会発表) |
「精神科閉鎖病棟での暴力に対する病棟職員の意識調査」 |
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「開放慢性期病棟における自己服薬支援による意識変化の調査 |
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「長期入院患者におけるチェック表を用いた服薬自己管理の試み」 |
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看護補助者 |
5S報告「リネン棟内の整理整頓」 |
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5S報告「ナースステーションも整理整頓の工夫」 |
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5S報告「ベッド下の空間を利用した靴の整理整頓」 |